断酒してれば、うつから抜け出せやすいと思っていい話

どうも、メケです。

酒やめて1259日目。

 

その理由は

①飲まないことで「身体、心」を休められるから。

②うつの原因から「酒」を除外できている分、うつの回復に向けで前進しやすいから。

 

だから、断酒していれば、うつから抜け出せやすいと思っていいんじゃないだろうか。

 

この記事を参考に以前自分が「うつ」と診断された経験を踏まえて書きました。「うつ」単体について知りたい方はリンクの方を読んでください。

 

あなたがこの記事を読むと、酒飲んでないだけで、酒飲みながらの人よりもうつ回復のアドバンテージはでかいことが分かります。

 

酒でうつになったのか、ほかの原因でうつになったのか?

自分の中でいつも思うのが「鶏が先か卵が先か」問題ってのがあって、うつは「酒が先かほかの原因が先か」という問題が頭の中でグルグル回っているのである。

 

いろいろ考えた挙句、最後はやっぱり「うつはどっちが先かなんてわからない」という結論に至るのだ。

というのが、酒は毎日飲んでいたし「酒うつ」なんて言葉もある。

酒で「うつ」になったのかもしれないし、ほかの原因で「うつ」になったのかもしれない。毎日酒を飲み続ける以上、どちらも疑いが晴れないわけだ。

で、飲みながらだと、結局どちらが先かなんて結論は出せないのだ。

 

そんなのどっちが先でもいい まず酒を先に取り除け

そのかわりにだね、「酒」と「そのほかの原因」のどちらを先に取り除けばいいのかっていうと、これは自分の中では間違いなく「酒を先に取り除け」という結論に落ち着いている。

 

正直な話、うつは色々原因が考えられる。

うつを取り除くには、なかなか自分一人では何ともしにくい病気である。

 

がしかし、「酒」は重度の依存症でなければ、飲まないようにできる可能性はある。つまり「酒」単体でまずは取り除けるのだ(とはいえ、こればっかりは人によりけりかもしれない。人によっては「よくわからない様々な原因が複雑に絡み合い酒に至っている」場合、酒をとめるのも至難のワザとなる)。

 

そして何より、酒を飲み続ける限り、うつが回復したとしても「酒」によって再び「うつになる可能性」だってある。

だからどちらにせよ「酒」はやめなきゃいけないのである。

 

話をシンプルにするためには「断酒」は避けては通れないのだ! 

 

断酒中にうつになったらどうするか  同じことだ! 飲むな! 飲むとまた話がややこしくなるぞ!

 

例えばこれは、断酒中に「うつ」になっても同じだ。

断酒中にうつになったのならば、飲まずにさえいれば、回復する方へ希望をもっていいんじゃないかな。いや、そう思って楽観的に「できること」を1つずつやっていけばいいんじゃないかと思う。

 

飲んでないから、まずは頭も体も休むことができる。

ここは断酒の強みである。

 

うつの原因としてまずは一つ、「酒」の疑いはないわけだし。

 

飲んでない限り希望はもっていい、私はそう思っている。

 

私の場合「うつ」から抜け出すのに4~5年かかった

下のように1~12まで順に「うつ」の経過をたどっていった。

  1. 物忘れ、仕事でのミスが多くなり趣味にも興味がわかなくなる
  2. 病院で「うつ」と診断される
  3. 処方薬を飲みながら回復を試みる
  4. よくならない
  5. 薬がきつかったので減薬して最終的にはゼロにした
  6. 回復したかのように見えた
  7. 薬が要らないので通院はなくなった
  8. 酒をやめた
  9. うつから躁のような状態
  10. 躁からうつのような状態
  11. 転職する
  12. 躁でもうつでもない状態(今)

 

今の時点で自分では多分「うつ」は抜けたと思っている!(自称)

 

1~12までほぼ4年かかっている。

1~7までは酒を飲み続けながらうつを何とかしようとしていた。

 

11まではたぶん「うつ」は抜けていない。うつの症状、大波小波を繰り返している。

 

最近は12の「躁でもうつでもない状態」のようだ。

っていうのが、疲れて何もする気が起きなくても、1日家でゆっくりすれば大方は回復するからだ。

何日も気持ちがふさがっているようなことはないのだ。

 

そこそこ運動していい汗かけてるし、それなりに寝つきもいいし寝起きもまぁまぁ。

気分はハツラツとしているから、多分今はうつではない。

かといって妙にテンション高いわけではなく、いたって静かだ。

 

今の状態 それはニュートラル

ニュートラルな状態だと思っている。

 

今の転職先では出勤の日の朝に気分が重くなることもないし、目立ったミスもなく、物覚えもよく、いい感じで仕事できている。人間関係も悪くはない。

 

今思うに転職した先の環境が自分にあっていた。

転職先の職種が自分に向いていた。

転職先の人たちが自分の肌に合っていた。

 

今の「うつが抜けたような感じ」には「転職」がきっかけだったんじゃないかなって、今ではそう思えている。

 

前職のことを考えなくてよくなったので気分自体が軽い。

 

仕事は人を変える。

「オラオラ」な状況で怒号の飛び交う中で、一度のミスが命取りになるような緊張感の中で、出荷に追われ、なのに常時トラブル停止による段取り替えが日常化していて、段取りの裁量があったとしても、あとでその責を問われたりとか。そういったラインを何本も面倒見つつ、後の番の人にいい状態で引継ぎしなければいけない無言のプレッシャーとも戦いつつ・・・。

こういう状況では大体「真面目でやさしいお人よし」が割を食うことになる。

 

ボクのことなんだけど・・・。

今思えば、メンタル擦り切れるのは至極当然の結果。

 

うつの原因(今思うに酒じゃなかった)

転職するだいぶん前に酒はやめていたけど、うつはよくはならなかった(今思えば)。

だから、今となっては「自分のうつは酒が先かそのほかの問題が先か」に関しては、「そのほかの問題」が先だった。

 

うつの原因は環境だった。

結果的に転職したことですべてが好転した。

 

けども転職前は環境でうつになったのに加えて、酒を飲んでいたのでさらに輪をかけて、「酒うつ」だった。

もしくは「酒」でよくわからない状態になっていたのである。

酒をやめたことでよくなったようにも見えていた時期はあった。

 

今はどうかというと、酒は3年半飲んでいないし、この3年半で変わったことといえば「転職」しかしていないのだから、多分転職をきっかけに「うつ」の原因が取り除かれて回復にシフトし始めているんじゃないだろうか。

 

飲んでないから言えることだ。

そうとしか思えないのだ。

 

酒は飲んでないから原因の切り分けが簡単だ。

仕事を変えると人も変わる。

環境が変わったことでよくなり始めているので、うつの原因は「前職の環境」だった。

今ではそう思っている。

 

つまり、うつの原因は「酒」が先か、そのほかの原因「環境」が先かに関しては、「環境」が先ということになる。結果論だが。

 

じゃぁ、酒飲みながらでもうつは回復できたんじゃないのか? それは無理だった!

 

酒をやめてもよくはならなかったから、今思えばきっとうつの原因は「環境」だったんだと思える。

じゃぁ、飲んでてもよかったのかと思うかもしれない。

もしも飲み続けていたら「酒うつ」の状態はずっと霧のように霞がかって、ずっとうつのベースとなる。視界(切り分け)がはっきりしないのだ。

 

うつの原因を切り分ける時に大前提として「飲んでないこと」「断酒」がとても大事なことなんだ。今思えばの話ではあるが・・・。

 

酒は判断を鈍らせ、話をややこしくさせていただけだった

そもそも飲んでいたら会社を辞めるという選択肢というか、勇気はわいてこなかっただろう。

きっと酒に酔って問題(うつ)を先延ばしにしていただろう。 

 

シラフでいたことが最善の判断(転職)を選択できたんだと今では思える。

 

先ほども述べたが、飲んでいないアドバンテージは飲酒者よりもかなり大きい。

 

前職の何がうつにさせたのか 転職がうつを好転させたことは間違いない

しかし前職の何が問題だったかまでは今となってはわからない。

人なのか環境なのか。

そもそも運転業務自体? はたまた交代勤務? 転職が好機だったのは間違いない。

 

ただ、前職のなかで何が原因だったかはいまだに不明である。

なので極力前職の人たちとの接触は避けている。その方がベターだと思っている。

 

自分の中ではこの人が原因とか、職種が原因とか思い当たる節はある。

なので、うつとは関係ないと思っている仲の良かった前職の人たちとの接触は一見よさそうだが、再発の可能性があるし、再発は避けたい。

 

再発によってうつの原因を切り分けできたとしても、自分の身をもって試す価値はないと思っている。

 

だから、今の「前職の人たちとの接触をさけること」をキープするつもりでいる。

このまま「あのときはよくやった」とそう自分をほめて、あの記憶は闇に葬りたいと思っている。

 

再びうつにならないために何に気を付けているか

 

今の新しい職場でいい人間関係を築きながら1~7の習慣をキープし続けていく。

  1. よく寝る、よく休む
  2. よく食べる
  3. 週2~3回運動して汗流す
  4. 朝日を浴びる
  5. 楽しいことをして遊ぶ
  6. 人とくだらない話をして笑う
  7. 寝る前に一日の良かったことを思い浮かべる

 

順に話していく

1.よく寝る、よく休む

一日に8時間は寝る。

寝足りないときは午前中に昼寝をする。昼寝しすぎない。

一日家でじっとしている日なんかもあっていいと思っている。

ああ、疲れていたのねって思うようにしている。

一日家の中で「抜け殻」もあり。

 

2.よく食べる

栄養はできるだけ形あるものからとっていく。

エンプティな食材はできるだけ避ける。

はまりやすいモノ、嗜好品にも気を付けている。

カフェイン、甘い単糖類、小麦食品など。食べてもいいが、ずっとそればっかりが続かないように気を付けている。できるだけ距離を置いている。このことはアルコールと同じ考え方だ。頭の中を支配されないように気を付けている。

この考え方は、自分のこれまでの経験からと、勝間和代さんの話より共感し再認識した。

この考え方を大事にしている。 

 

他のスマホやゲーム、買い物についても同じだ。はまり過ぎないように気を付けている。

どうも自分は生まれつきそういう性質を持っているようだ。

特にニコチン、アルコールはマジで抜け出せなかった。マジでもうあんな経験はごめんだと思っている。抜け出せなくなるぐらいなら、最初っからしない方がマシだ。なのでやったことないけどギャンブルもしないようにしている。

 

3.週2~3回は運動して汗流す

ランニング、筋トレ、朝さんぽなどなど。

いわゆるガス抜き。

エスカレートしないように気を付けている。僕ははまりやすいからね、怪我しないようにすることを優先させている。だから、筋トレやランニングなどのガス抜きも大事だけど、エスカレートしないように休養も大事にしている。

 

4.朝日を浴びる

朝は外に出て朝日を浴びる。

朝、窓を開けて空気の入れ替えをする。

 

5.楽しいことをして遊ぶ

写真をとる。

今はカメラをもってブラブラ散歩するのが楽しくて好きだ。

本も好きだしこうして文章を書くことも好きだ。

 

天気がいい日なんかは外出する、探検する。

 

6.人とくだらない話をして笑う

うちでも会社でも話せる人、相談できる人をつくる。

そのために普段からくだらない話をして笑っとく。

人の悩み事なんかを「うんうん」と聴く。

 

そうしとくとなんかあったとき、自分の身の上の相談にも乗ってくれるんじゃないかと勝手に思っている。

 

7.寝る前に一日の良かったことを思い返す

寝入りがよくなるから。

普段からポジティブなことに目が行きやすくなる効果を狙っている。

 

まとめ 断酒が「うつ抜け」のアドバンテージになる

ちなみにこれらはすべて、人の受け売りだ。

 

樺沢紫苑さんや、Testosteronさんの受け売りである。

うつにならないためには「こうしろ」という鉄板である。

①よく寝る、よく休む
②よく食べる
③週2~3回運動して汗流す
④朝日を浴びる
⑤楽しいことをして遊ぶ
⑥人とくだらない話をして笑う
⑦寝る前に一日の良かったことを思い浮かべる

これらを愚直に習慣にしてきた。

 

おかげで今のところ楽しく充実して過ごせている。

ありがたやでござる。

 

はい、というわけで本日は自分のうつ回復の経過を踏まえて「断酒していれば、うつから抜け出せやすいと思っていいんじゃないかな」ということをお話ししました。

 

理由は

①飲まないことで「身体、心」を休められるから。

②うつの原因から「酒」を除外できている分、うつの回復に向けで前進しやすいから。

 

 

まずはよく休む。

心のエネルギーが切れているのだからまずは充電しましょう。

 

酒を飲まなければ睡眠の質もまぁまぁ期待できます。

朝日浴びて、うまいもん食って、よく寝てよく休んで、楽しみを見つけて、話はそれからです。

 

ボチボチとできることをやっていこう。

 

今日も最後まで読んでくださいましてありがとうございます。

明日もまたいい一日にしていきましょう。

そんじゃぁね。

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