運動という特効薬

どうも、メケです。

酒やめて1675日目(4年と8ヶ月)

 

みなさん、「運動脳」っていう本知ってますか。

運動しようか迷ってるならこの本おすすめです。

 

運動がうつ病やADHDなどの精神疾患の薬物よりも効果があり、副作用がないといったことを、様々な研究論文やサンプル分析をもとに脳科学的に説明されています。

神経伝達物質やBDNFの分子メカニズム、MRI脳画像解析などでわかりやすく平易な言葉に置き換えて説明してくれています。

 

この本読むとマジで「運動」は「酒」や精神疾患の「薬」に変わる生涯の無料サブスクじゃないかと思えます。

 

酒やめたいと思ってる方や、迷ってる方、酒やめはじめの方、もちろん断酒継続中の方、うつやADHDなどの精神疾患の方にこの本読んでほしい。 

 

この本読むと、これだけ私の断酒が続いているのは「運動」の習慣なのかなぁとも、思ったりもする。

僕の「うつ」がぶり返してないのも「運動」の習慣なのかなぁと、妙に納得します。

 

で、あなたがこの本読んで、もしも運動してみようかなと思うのなら「運動」をおすすめしたい。

ランニングでもウォーキングや散歩でもいい。

 

「運動習慣」で変わる! 

 

運動したからといって誰でも変われるとは思ってない。けど、そうなる可能性が少しでもあるのなら試す価値はある。

 

本記事がそのきっかけになっていただけたら幸いです。

 

この本読む前の自分

なぜだかわからないけど、ランニング、朝の散歩、トレーニングを断酒以降やめられずに今まで継続していた。

もちろん習慣になるまでは途中途切れたりもしていた。

けど結局、今も続いているのだ。

 

だって、運動した後は気分が良いから。

いい気分のまま1日を過ごせるのだ。

ただそれだけのことなんだけど。

 

この本読んでどうだったか

僕が酒をやめ始めてからやってきたこと「運動」の科学的データ(裏付け)がこの本には書かれていた。

 

なぜ、僕が運動をやめられずに今も続けているのかという理由が脳科学的にわかった。

運動によってドーパミンやセロトニンが分泌されやすくなるから。

また、脳内麻薬「エンドルフィン」(体内性モルヒネ。鎮痛作用があり多幸感をもたらす物質)、内因性カンビノイドも分泌される。→ランナーズハイのこと。

 

僕がランニングをやめられないのは走った後の「快感、多幸感」を忘れられないから、ということなのだ。

 

ランニングは酒と一緒だね💦 

だけど酒よりは全然マシ。

 

なぜ、夜寝れるようになるのかという理由もわかった。

この答えは「コルチゾール」という興奮物質を運動によって生成された脳内の[GABA」という物質が鎮静化してくれているということだった。

だから夜よく寝られるんだ。そしてストレスにも強くなる。

 

そして、酒はいらないということも書かれていた。

酒はいろんな不安や、ストレスを一瞬にして和らげる効果がある。

この鎮静作用を超える薬物はアルコールの他にないそうだ。

それくらいアルコールは強力らしい。 

そのアルコールを超えて鎮静作用が強いのが「ランニング」らしい。

 

「運動」だ。

  

運動が頭(記憶力や思考力)にもいいということ。 

そしてうつやADHDなどの精神疾患にも運動は効果があるということ。

 

これからも、朝のランニングや、散歩は続けようと思った。

 

この「運動脳」という本には様々な実験や論文を根拠に脳科学的に、しかも平易な言葉で述べられていて、わかりやすい。

 

終始一貫して述べられていることは、「運動は薬に勝り、副作用のない脳に素晴らしい影響を及ぼすもの」だということ。

 

運動して良くなるならこの世に薬はない、以前僕が通っていたクリニックの先生が言っていた。

運動して良くならないから薬がある、だからくすり飲めと。

でもこの答えもわかった。

薬は利権につながり儲かる、だから薬はあるのだと。

 

だからこの「運動脳」は残念ながら利権に繋がりにくいため知る人ぞ知る情報ということになってしまう。

残念。

 

実は薬を飲むとうつやADHDなどの精神疾患に効果があることも実験結果で証明されていると、本著にも書かれていた。

だから薬が精神疾患に効果があるのも事実だとわかった。

 

しかし、運動も薬と全く同じメカニズムで脳にいい影響を及ぼすことも本書に書かれていた。何万人という被験者のデータをもとに比較して効果があると述べられていた。

しかも、薬と違って運動は副作用がない。

 

副作用がないのだから運動のほうがいい。

いや、副作用がないことを差し引いても、効果だけ見ても運動は十分薬にまさるそうだ。

 

どういう運動の仕方がいいか

一番いいのは「20分ほどのランニング」を週に3回ほど。それをまず2ヶ月ほど続けろと書いていた。

1回や2回走ったぐらいでは効果は感じられないそうだ。脳内のメカニズムは薬と同じだから。いや、薬のほうが結果的に脳内メカニズムと同じになったといった方がいい。薬も飲み始めてすぐには効果が感じられないのと一緒。ランニングもしかりとのこと。2ヶ月ほど続けなきゃならんそうな。

 

強度はハードすぎてもダメ。

 

散歩やウォーキングではどうか。

こちらも効果はあるそうだ。ただ、気持ち早歩きの方がいいらしい。 

心拍数を上げることに意味があるらしい。

 

時間も大切「20分」、疲れすぎず疲れなさすぎずといったところがポイントだそうな。

 

場所はどこであろうと効果に差はないらしい。

つまりは室内のランニングマシーンだろうが、エアロバイクだろうが、運動そのものが脳内にいい影響を及ぼすそうな。

 

トレーニングはランニングと同じ効果があるのか?

この辺については現在も研究を進めているそうな。ランニングと同じ結果になるかは現在進行系で検証中とのコト。

 

ただ、勉強のための記憶力や理解力増進には単発の運動も効果はあるらしい。

勉強前に軽く歩くとか走るとか。疲れすぎない程度であればその後の記憶定着には効果があるそうだ。

 

驚いた点

脳細胞は運動すれば成長する。

運動によって海馬(脳みその司令塔)の細胞数が増え海馬は成長する。

 

ドーパミン、オキシトシン、アドレナリン、セロトニンなどの様々な神経伝達物質の伝達が強化されやすくなる。

走ることによって、ドーパミンやセロトニンが増えるが、このことによりBDNF(脳由来神経栄養因子)が生成される。これは脳みその栄養だ。

 

脳みその栄養「BDNF」の作用

意欲減退を防いでくれる。

脳みその損傷を防いでくれる。

脳の細胞間のつながりを強化してくれる。

脳細胞の老化を遅らせてくれる。

うつの症状も改善する。

幸福感が増す。

性格も変わる。

短期記憶と長期記憶が強化される。

加齢による海馬の収縮にストップがかかり、成長が始まる。

 

他にも色々あるのだが、この断酒ブログで詳細に書くのは気が引けるのでこの辺にしておきます。

詳細に書きたくなったら、別ブログへ書いていきます。

 

まとめ

ということで本日は「運動脳」という本、断酒後の生活習慣改善の一助となってくれたら嬉しいなということで紹介いたしました。うつやADHD持ちの人にもおすすめです。

 

できるなら「酒」や「薬」という一生かかるかもしれないサブスクとはおさらばしたいものです。

走るのがダメでも散歩、ウォーキングもあります。

足腰も丈夫になります!

 

足腰が丈夫なら健康寿命も伸びます!

足腰が丈夫なら色んなところへ遊びにも行けます。

旅行にも行けます。

 

そして運動によって「脳みそ」はいつまでも若くいられます!

運動すれば「酒」や「薬」代もかかりません。

 

運動によってそこそこ幸せに生きられます!

 

なのでこの「運動脳」という本が「運動習慣」のきっかけになればいいなと思い、紹介しました。 

 

今日も最後まで読んでくださいましてありがとうございます。

 

それでは。

 

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