どうも、メケです。
記2023.12.30
糖質制限開始2023.12.1~
断食48時間2023.12.14~16
断食36時間 12/23 12/28
断食24時間 12/20 12/26
この記事の目次
糖質制限を厳密に長期にわたってやるのはよくない
12月1日から約一ヶ月間糖質制限をしている。厳密にはライザップのような厳密な糖質制限ではない。とはいえ、間欠状態ではあるが時々断食を織り交ぜている。状況は記事の右上に書いているとおりだ。厳密ではないとはいえ、断食によって糖質はかなり抜けているのではないかと思っている。
とはいえ、やはり厳密な糖質制限ではない。というよりかは、わざと厳密な糖質制限はしていない。
糖質制限や少食、断食などの様々な本を読んだ結果、長期にわたって厳密な糖質制限を続けるのは良くないようだ。糖質はやはり必要不可欠な栄養素。摂りすぎは良くないが摂らなさすぎも身体には良くないらしい。要は両極端はよろしくないみたいだ。
私が読んだ書籍たち
少食開運論(食と体編): 江戸時代の奇才 水野南北の教えに学ぶ 「食を慎めば運が開ける」
完全版 「いつものパン」があなたを殺す―――脳を一生、老化させない食事 (三笠書房 電子書籍) Kindle版
上記書籍たちを簡単にまとめると・・・
食べ過ぎは血液を汚す
ハラ8分目、空腹時間を作ることで血液がきれいになる。血液がきれいになると体内がデトックスされて様々な炎症が低減する。すなわち健康になる。空腹は健康にいいらしい。
癌はブドウ糖を栄養分にして成長する。血液中に絶えずブドウ糖があると癌は喜ぶ。すなわち癌はブドウ糖などの栄養分のない、きれいな血液を嫌う。適度な空腹が健康によろしい。
炭水化物のとりすぎ
糖尿病、アレルギー、癌、アルツハイマーをはじめとする様々な生活習慣病に深く関わっている。できるだけ糖質に偏らない食習慣にすることが大事らしい。
時々断食を織り交ぜることで長寿遺伝子覚醒
アンチエイジングになり、いつまでも若々しくいられるとのこと。
動物園などでは病気を予防するのに一週間に一度ぐらいの頻度で動物に「エサ」をやらずに断食させているところもあるらしいほどだ。人間も同じらしい。
炭水化物(糖質)を取りすぎないことによって、腸内も腐敗菌などが繁殖しづらくなり免疫力も高まるとものこと。メンタルも安定し、夜もよく眠れるようになるようだ。
リーキーガット
近年の小麦は品種改良が進み、小麦製品を摂りすぎると腸内が荒れて、腸内の細菌が体内へ侵入し悪さをするらしい。リーキーガットが様々なアレルギーや体調不良などの原因になっているらしい。
かの有名なプロテニスプレーヤー、ノバクジョコビッチ選手は小麦食品(パンやピザ、パスタ)を食事から排斥したことにより、更に体調抜群になって、年間グランドスラムを達成した。年間ランキングナンバーワンも長期にわたって維持し続けた選手である。もっともあれだけ小麦に苦しめられながらも、世界ランキング上位で戦っていたのだからもともとのポテンシャルがすごすぎたのだが。彼は小麦食品排斥によって他の選手を誰も寄せ付けないほどの強さを身につけた。まさにテニス界のスパーサイヤ人。
パンを始めとする糖質過多な食事を長年続けると・・
パン食もそうだが、小麦製品、ご飯、甘いものなど糖質を多く含む食品は、長年にわる多量摂取によって確実に自分の身体を蝕んでいく。しかも糖尿病やアルツハイマー、癌などは自覚症状がでにくい。気がついたときには他の病気などとの合併症によって重症化しているケースだって考えられる。
「糖質過多な食事を長年続けること」は「自身の老後を健康で穏やかに暮らしたいと望んでいること」と対極にある恐ろしい生活習慣なのである。
糖質過多な食習慣は将来にわたり自身の健康や周りの人(介護者)を苦しめる結果となりかねない。
老後を健康で穏やかに(自由に)暮らしたいのであれば、酒だけではなく糖質からも開放されたほうが良さそうである。
糖質制限も断食もやり過ぎは危険である
糖質制限を長期にわたって厳しく続けると、野菜、果物、穀物、根菜類、発酵食品などに含まれるビタミン・ミネラルなどの体に必要な栄養素までもが断たれてしまうからだろう。
断食をしている間も「水」だけで過ごすのは長くても3日間まで。できれば断食している間も水分の他にもがビタミン・ミネラルは胃腸を休められる液体状のものを摂ることを推奨してあった。
断食には低血糖症の問題と栄養失調の問題があるので無理な断食はご法度。例えば毎食の食事が糖質に偏った食習慣で間食もお菓子、菓子パンなどを頻繁に食している人の場合、いきなりの断食は危険。断食を無理なくできるかどうかは個人差と普段の食生活によるところが大きいとのこと。
糖尿病など持病を抱えており健康に自信のない人は医療機関に相談指導のもと、実施するよう記載されてあった。
やはり糖質は酒と似ている
そもそもなぜ糖質制限を始めたかというと、お菓子、菓子パン、丼もの、パスタへの渇望感があることに気がついたからだ。
それらが切れてくると「イライラ、ソワソワ」。
これって酒飲み末期の頃の症状と似ている。
最後に酒を飲んでから時間が経って酒が切れてくると、酒が飲みたくてイライラしたり、ソワソワしたり。甘いもの、パン、丼ものも「切れ始める」とイライラ、ソワソワ。
まさに「糖質切れ」は「酒切れのアレ」とそっくりだ。
食べたときの高揚感も酒のアレと似ているし。
食べ過ぎは飲み過ぎと同じ、体調を崩しメンタルが病んでいく。
更に食べ過ぎれば渇望感がとまらなくなり、ますます虜になるような食べ方になっていく。そんな食べ方を続けていれば病気などで体を壊すのは時間の問題。
過ぎたるは及ばざるが如し。
糖質のとりすぎは酒と一緒じゃないだろうか。
体に良くないのである。
努力しなくても自然に適度に糖質や酒を摂れる人ならいいが。。。
私のようなハマりやすい人の場合、糖質や酒は摂りすぎれば「毒」だと認識し、あらかじめ気をつけておいたほうがいい。
そのほうが幸せなのだ。
糖質制限初期(間食をやめた頃)禁断症状との戦いだった
菓子、菓子パンなどの間食をやめ始めた頃、なんどか我慢できずにかりんとうやチョコレートなど誘惑に負けて食ってしまった。その後も石焼き芋も食ったし。
コンビニに入ると石焼き芋のいい匂いがするんだもん。そりゃ買っちゃうよ。うまかったけど。
間食をやめて1~2週間ほどすると、そういった甘いもの、菓子パン類などへの渇望感や用事もないのにコンビニに寄ったりだとかいうことがなくなった。
多分そのへんから、楽になった。
丼もの、パスタ、食パン、サンドイッチなどを食べないようにした。ただし、野菜、海藻、肉は食う。1日に1回ぐらいはご飯(50~70gほど、茶碗に1/3ぐらい)は食べている。
会社の食堂も結局やめなかった。ご飯をめちゃくちゃ少量にしてもらっている。
私がやっているのは厳密ではなく「糖質も食べる緩やかな糖質制限」なのだ。
だからといって菓子パンやお菓子などへの渇望感はない。
今のところ糖質過多な生活から離れた安全圏で生活できている。
時々断食も織り交ぜながらである。
クリスマスには、娘や嫁が焼いてくれたクリスマスケーキ(生クリームや缶詰のフルーツ盛り盛り)を1/4食べた。しかし、翌日、お菓子や菓子パン、スイーツなどへの渇望感はわかなかった。翌日ちょっとお腹が重かったが、ケーキ(甘いもの)はやっぱりウマいのである。
虜になるような食べ方だけは要注意である。
ウマいんだけど、こういうのは時々ぐらいにしときたい。
もう一つ、上記書籍から学んだこと
ブドウ糖回路(エネルギー回路1番手)
食べたもの(糖質)は消化され「ブドウ糖」となって血中を巡回する。血管から細胞内へエネルギー源としてブドウ糖が取り込まれ利用される。余ったブドウ糖は肝臓や筋肉中に「グリコーゲン」として貯蔵される。
糖新生(エネルギー回路2番手)
血中のブドウ糖がなくなっ(低下し)たら、肝臓や筋肉中に蓄えられていたグリコーゲンが次のエネルギー源となる。肝臓でブドウ糖(グルコースともいう)を合成してエネルギー源として使われる。
これらのエネルギー源は5時間ほどですべて使い切ってしまうらしい。
なので食事の時間が6時間毎に例えば朝昼晩と1日で3食食べるというのは見かけ上、理にかなっているのである。食事で摂取する糖質をエネルギーのメインとして考えた場合、6時間毎に食事というのはそういうことだったのである。
ケトン体回路(エネルギー回路3番手)
体内のエネルギー源=糖質(ブドウ糖)が枯渇すると起動する回路。体内の「脂肪」をエネルギー源として利用する回路。
ケトーシス
体内のエネルギー源がブドウ糖(グルコース)からケトン体に切り替わった状態をケトーシスという。ケトーシスとはハイパー脂肪燃焼モード状態。ガンガン脂肪が燃焼していくモード。
ケトアシドーシスは注意が必要
ケトン体は酸性。ケトン体増加によって血液が酸性になる状態をケトアシドーシスという。
腹痛や吐き気、頭痛などがおこるので注意が必要。
特に断食などで現れる副作用。こういう状態になったら断食は即中止。
断食初期に現れる低血糖症も生死に関わる問題なので断食のときは注意が必要。
糖質は身体に必要不可欠な栄養素であり、身体は糖質を一番のエネルギー源としている。
断食などによりその糖質を体内から枯渇させるということは、ケトン回路がスムーズに切り替わらなかった場合、低血糖症による生死に関わる危険があるということを知っとかないといけない。
遺伝子に組み込まれたケトン体回路を目覚めさせろ
ケトン体回路は人類が太古の昔より飢餓に備えて生き延びるために獲得した非常時のエネルギー回路。外界から取り込む糖質などのエネルギー源がなく、体内のブドウ糖が枯渇したときに「飢餓を生き延びるために」このケトン体回路(脂肪燃焼モード)に切り替わるのである。
お母さんのおなかの中にいる胎児はこのケトン体回路を使って成長している。生後しばらくは赤ちゃんはケトン体回路を使っているし、お母さんの母乳も脂肪分たっぷりだし、こちらもケトン体(脂肪酸)だ。人は脂肪を燃焼して生命活動をするようにもともと遺伝子に組み込まれているのだ。
糖質のみをエネルギー源とする糖質過多な生活を長年続けている人はケトン体回路が錆びついてしまっている。こういう人たちがスムーズに断食できないのはケトン体回路のスイッチがなかなか入らないだけなのだ。
このケトン体回路をめざめさせろ。
空腹によって健康になり、長寿遺伝子を覚醒させろ!
そして、心穏やかに好きなことをして健康長寿を全うしようではないか。
断食の危険性
先程のケトン体回路、ダイエットには夢のような脂肪燃焼モードである。糖質を制限すると2週間ほどでケトン体回路が起動するようになるらしい。
断食などをするとさらに短期間(最短4日ほど)でケトン体回路が起動するらしい。
普段から糖質をメインのエネルギー源として生活している人はこのケトン体回路は眠っている状態。このケトン体回路にスイッチが入り、起動状態になるまでに2週間はかかるということらしい。
逆に言うと普段から糖質少なめの生活をしている人は、ケトン体回路込み込みのブドウ糖回路、糖新生をあわせた3つのハイブリットで操業している可能性がある。こういう人は空腹に強い。なぜなら体内のブドウ糖(グルコース)が枯渇したらスムーズにケトン体回路に切り替わるからだ。
このケトン体回路へのスムーズな切り替えができないと、体内のブドウ糖が枯渇した途端に低血糖症になり、めまい、吐き気、頭痛など身体に危険が及ぶ。いわゆる糖質過多な食習慣を長年続けている人たちがこれに該当する。こういう人たちは断食や糖質制限してもケトン体回路のスイッチがなかなか入らないので体内のブドウ糖が枯渇すると低血糖症に陥りやすく危険なのである。
無理なく断食ができるかどうかは個人差(普段の食生活)によるところが大きいらしい。
ちなみに私はスムーズに断食を行えた
おそらく以前からファスティング(16時間以上の空腹時間を設ける生活)をしていたのでスムーズにケトン体回路に切り替わったのだろうと見ている。
おそらく私は飢餓に強い。ケトン体回路込み込みのハイブリット型だろうと勝手に思っている。
一番最初の空腹はワリと大きいがそれ以降はそんなに大きな空腹感はないからだ。おそらくあの大きな空腹でケトン体回路に切り替わるのだろう。それ以降はお腹は空いているが精神が研ぎ澄まされたような心地いい空腹になる。丸2日ぐらいなら水だけで無理なく断食できる。16~36時間ぐらいなら数え切れないほど水だけで断食している。おそらくこれにビタミン・ミネラルなどの栄養を合わせれば我流で3日以上もいけるんじゃないかと見ているくらいだ。
丸2日水断食はやはり胃を目覚めさせるための回復食期間がいるので気を使う。なので気軽にするなら1~1.5日ぐらいまでがオススメだ。このぐらいの断食なら回復食に気を使わなくてすむので日常生活に取り入れやすい。
まとめ
というわけで、長々と糖質制限について書いてきたが、要は糖質は摂り過ぎも、摂らなさ過ぎも良くないということ。
普段から程々に空腹時間を設ける。
おそらくそういった生活をしつつ、スイーツや小麦食品も時々は楽しめばいいんじゃないかなと思います。
というわけで、ハマりやすい私はある程度距離を置きつつ時々は楽しんでいけたらいいななんて思っています。
いつも最後まで読んでくださいましてありがとうございます。
それでは今日もいい一日にしていきましょう。