長いこと酒をやめ続けるコツはなんですか?

どうも、メケです。

酒やめて1144日目。

 

本題、長いこと酒をやめ続けるコツはなんですか?

答え、飲酒再開のハードルを高くすることです。

 

あなたがこの記事を読むと、続いている断酒を続けるには、飲むのを面倒くさくすればいいのねっていうことがわかります。そして飲むと本当に面倒くさいのねっていうことがわかります。

 

断酒は習慣の一つ。そして、コントロールできなくなった飲酒は「超」がつく悪習慣なのねというのがわかります。

酒やめられている人は、酒に代わる新しい習慣は身につけやすいです。なぜなら、あの酒をやめ続けられているのですから。

飲まずにいられたら、何でもできますよ。

「何でも」はちょっと言いすぎかもしれませんが・・・。

先は明るいですぜ!

 

飲酒再開のハードルを高くしてあげることです

 

飲酒再開のハードルを高くして、無意識下で「酒飲まない人」を自動実行し続けるのです。

 

具体的には「飲むの面倒くさいなー」っていうふうにするといいです。

もっと具体的に言うと「飲んでも結局また苦しくなるんだろうなぁ。で、結局また断酒再開するんだろうなぁ。またあの死にものぐるいの断酒一択をやるのか? いやー、もう、やりたくないなぁー。てか、もう一度あれ(死にものぐるいの断酒一択)できる自信ないしー。」とこんな感じの思考に持っていくのです。

再び飲むのを面倒くさくするのです。

 

イメージできたでしょうか。

 

ある程度断酒が続いている人の無意識、有意識

断酒が楽に続いているとき

今断酒が続いているあなたは、きっと、穏やかに楽に生活していることと思います。

そして、なんだ、飲まなくても生活できるじゃないか。

そう思っていることでしょう。

脳のメカニズム的には断酒が習慣になり、無意識下で「酒飲まない人」が自動実行されている状態です。

無意識下で「飲まないほうが楽だ、酒いらん、酒いらん」と勝手に自動実行されている状態です。

断酒の習慣化によって「断酒のショートカット(無意識下で自動実行できるアイテム)を手に入れたと思ってください。 

 

そして、そして、ある程度、飲まないことが当たり前になって、断酒していることを忘れ始める時が来ます。(無意識下で飲まない人を自動実行してくれているから、いちいち考えなくても飲まずにいられるのです。もっと具体的に言うとドーパミンという報酬を酒以外の別経路で放出できるようになっているのです。)

 

飲むか迷ったら、あの高いハードルを思い出せ!

そして、「あーーー」とか言いながら、なんとなく酒に近づいたりすることが増え始めます。

ひょんなことから、少しお酒を口に含んだりするかもしれないシーンに出くわすかもしれません。

そのときに、あの高いハードルを思い出すのです。

「飲んでもなー・・・」っていうふうに。

そこで、「あとが面倒くさいから飲むのやーめた」ということで飲まなければ、本当に何も起こりません。そのまま「酒のまない人」で有り続けます。

なぜなら、無意識下で断酒のショートカットがまだ、自動実行されているからです。

 

もしも、そこでのんだとしたら・・・

飲んだとしても、その日は、それで簡単に終われます。

何も起こりません。まだ、無意識下で「酒いらん、酒いらん」が自動実行されていますから。

 

なんだ、コントロールできるんじゃないかってね。

そう思うんです。

最初はね。

 

でも、そのままあなたがちょいちょい飲み続けていたら・・・

あるとき、急になんだか飲まずにいられなくなって、飲酒欲求をとめられなくなるのです。

ある時、無意識下で自動実行されていたショートカットが切り替わるのです。

脳内報酬系ドーパミンを得る経路が「酒以外」だったのが「酒からドーパミンを放出せよ」に切り替わるのです。勝手に。

 

そして、飲みたくないのに飲んでしまう。

そして後悔。

また飲んで気を紛らわす。

これを繰り返すようになるのです。

 

はい、負の連鎖の始まりです

自分では簡単にとめられません。

 

なぜなら、脳内の「ドーパミンの報酬系は酒からもらえ」というショートカットが飲酒によって呼び起こされ、脳内で自動実行されているのです。

再び、過去の「飲酒のショートカット」が呼び起こされたわけです。

 

最初に言いましたが、「断酒は生活習慣」です。

 

習慣は無意識下で自動実行されています

なので、断酒も生活習慣なので慣れると無意識下で自動実行できるようになります。

なので、自動運転で酒なし生活を楽に続けられます。

 

しかし、過去の飲酒の記憶、もっというと「酒によって簡単に放出されたドーパミンによる快楽」を脳は覚えています。「簡単に快楽」「もっともっと」という「即時報酬」を脳は覚えているのです。飲酒のショートカットですね。

 

飲みたい欲求は有意識下ではコントロールできません。

無意識下にしまい込まれていた「酒からドーパミンを得よ」のショートカットが再び呼び起こされたのです。

そのきっかけは間違いなく「飲酒」。

 

「飲酒」が引き金となって「酒からドーパミンを得よ」という「即時報酬系ショートカット」を復活させてしまったのです。

そしてそれは無意識下で「酒を飲め~~」と自動実行されるようになるのです。

 

無意識下で「酒飲まない人」を自動実行できる方法

習慣は回数です。

習慣は時間ではありません。

 

どれだけの期間飲まなかったかではなく、飲まないことによる「やった感」=「報酬」を何回感じたかによります。

 

例えば、飲まなかった日をカレンダーに○(マル)をつけていく。

すると、ある程度続くと、カレンダーに○(マル)がズラッと並びます。

これを見ると、よく続いてるなと思ってなんだか嬉しくなります。

脳内に報酬系(ドーパミン)が放出されるようになります。

それが嬉しくて、継続できます。

カレンダーに毎日、何回も何回も○(マル)をつける行為が、未来の「飲まない自分」のアイデンティティに毎回1票を投じる行為と同じなのです。

○(マル)をつける行為=ドーパミン報酬=即時報酬

これが習慣になると脳内報酬系のドーパミンを得るショートカットが「酒」⇨「カレンダーにつける○(マル)」に切り替わります。

 

しかし、アルコールは薬物なのでカレンダーだけではうまくいきません。

「死にものぐるいの断酒一択」をどこかで経験しなければ、酒を飲まない穏やかな日々は訪れません。

わかりやすくカレンダーを例にしましたが、薬物である酒でなければその他の習慣はこのカレンダー方式によって簡単に身につけることができます。

 

断酒できてる人は新しい習慣を身につけるのは超簡単

なぜなら、薬物のアルコールをやめ続けていられてる。

飲酒は自分でコントロールできなくなった人にとって超悪習慣です。

ただの悪習慣の最上級の悪習慣です。

この悪習慣を断ち続けられているあなたは、酒と引き換えに良い習慣は簡単に身につけられます。

ぜひとも、このカレンダー方式で新しい習慣を見につけていってください。

良い習慣は行動を変え、人生を変えてくれます。

 

まとめ

というわけで、本日は無意識、有意識、ドーパミン報酬系、脳内ショートカット、習慣などについて、断酒にからめてお話させていただきました。

 

最後まで読んでくださりありがとうございます。

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