
どうも、メケです。
最近、あきらめの境地というか、自分にはお酒ない方が「幸せな人なんだ」って思えているのか、その暗示にかかっているのか、具体的には不明なんだけども、「今なら飲んでも大丈夫じゃねぇ?」ってあんまり思わなくなった。
助かると言えば助かる話。
飲んだらどうなるか分かっていても、飲んじゃうのが・・、なんていうかな、一度酒にはまった人の悲しい嵯峨。
「酒への未練」。
断酒し始めの頃は、酒が恋しくて、旨そうに飲んでいる人やCMを見ていらだっていた。
「酒への未練」。
あの頃は良かったよな。
あ、こんな時は酒があったらいいのになーとか。
「酒への未練」。
断酒し始めの頃は、この「酒への未練」がある間は、なかなか断酒が軌道に乗らない。
なかなか断酒が続かないので、苦しい断酒となってしまう。
飲むたびにMaxの飲酒欲求と戦わなくてはならないからだ。
そして、断酒とは永遠に苦しい戦いなんだって勝手に思い込んで、勝手に苦しむという。
当時の本人にしてみたら、本当に苦しかったんだけれども。
それで、なんとか1ヶ月とか3ヵ月とか半年とか断酒が続きだすと、「今なら・・・今なら飲めるんじゃねぇ?」ってふと頭をかすめるんだな。
これだけ断酒続いてるんだ。オレ、結構酒なしでも行けるじゃん。
「今なら大丈夫かも」って。
「この安定したメンタルなら、大丈夫じゃねぇ!」って、
頭の中で誰かがそういうんだもん。
もしも、タイムマシンで過去に戻れるのなら、「それ~、未練ですから~」声を大にして言いたい。
絶対に、絶対に、やめとこう。
それ未練ですから。
「酒への未練」。
「禁断の果実」。
わざわざ、苦しい方へ行かなくてもいい。
飲めば自暴自棄の中、Max飲酒欲求と戦いながら、断酒再開。
苦しいど~。
そこで踏みとどまれば、冷静に振り返り、過度な飲酒欲求とも戦わずに、リスタートできる。
そして飲まなかったことのアドバンテージは大きい。
飲んでないので冷静に、なぜ飲もうとしたのかシラフの頭で振り返れるからだ。
飲んでないから自暴自棄になっていない。
これはとっても大きなアドバンテージ。
もしも、あなたが「今なら大丈夫!って思って飲みそうになったら、今日私が話したことを思い出してほしい。
あなたがコントロールできるのは最初の一杯だけだ。
「今なら大丈夫!」ってそれ、「酒への未練ですから~」。
飲む前なら簡単にやり直せる。
分かってても、飲んだら分からなくなるからね。
あなたがコントロールできるのは「最初の一杯」なんだ。
これから年末年始。
コロナとは言えど、酒も目に入るし、長期休暇ともなれば気も緩み、酒がふとよぎるもの。
どうか、みなさん良い年末年始を過ごそう。
そして年始に「おめでとう」と言いたいものだ。
おっと、その前にクリスマスもね。
という訳で、本日私が言いたかったことは、
「今なら大丈夫かもって、それ未練ですから」。
「飲む前に今一度踏みとどまりましょう!」っていうお話。
本日もやっぱり、「コントロールできるのは最初の一杯!」に話がおちついた。